スティールパンのケースについて知りたい
スティールパンケースを日本で安く買いたい。
軽いスティールパンケースが欲しい。
そんなケースはある?
という疑問を持つ人へ。
スティールパンのケースを買う方法はいくつかありますが、日本で安く買いたいならプロテクションラケットのスティールパンケースをオススメします。
筆者 安里 圭一郎 / あさと けいいちろう
音大卒。プロスティールパン奏者歴15年以上。アスタ新長田スティールパンスクール講師。
インスタグラムでスティールパンの演奏動画、ツイッターで音楽情報を投稿してます。
プロテクションラケットのスティールパンケースはソフトケースです。
柔らかい素材でセミハードやハードケースと比べると耐久性は劣りますが、軽くて気軽に使えるのが良いですね。
プロテクションラケットのスティールパンケースは日本で買えるソフトケースの中ではコスパが良いのでオススメします。
スティールパンをなるべく軽く持ち運びたいという人に向いています。
- プロテクションラケット製のスティールパンケースの特徴
- プロテクションラケット製のスティールパンケースが合う人
- プロテクションラケットを安く買う方法
- そのほかのスティールパンケースが欲しいなら
スティールパンのソフトケースはプロラケのLPTR238STPCがオススメ。【日本で買うなら】
2010年頃まではセミハードとハードしかありませんでした。しかし2015年頃からソフトケースも見かけるようになりました。
ソフトケースはいくつか種類がありますが、コスパと買いやすさを重視するならプロテクションラケットのスティールパンケースがオススメ。
なお、トリニダードでソフトケースを買えるならSARAH’S PANCASEがオススメ。
この記事では、あくまで日本でスティールパンのソフトケースを買うならという点から紹介します。
スティールパンケースLPTR238STPCの特徴
僕はこれまでにサウンドハウスというお店から2つ注文しました。
その時の写真と共に紹介します。
到着時の様子
サウンドハウスに2回注文したところ、梱包方法が違いました。
- プチプチの緩衝材
- ダンボール
開封の様子
プロラケお馴染みの外観。
外ポケットには譜面や書類、ノートPCなど入ります。
(真ん中に光っているのはiPhone5sです。)
- 外側はしっかり素材
- 中はフカフカの毛布素材
このクオリティでこの値段がプロラケ。コスパ良いです。
底面は強い素材で補強されています。
スティールパンは縦向きに置くことがあるので嬉しい仕様です。
ソフトケースということで、折り曲げることもできますがあまりオススメしません。
中の補強材に負担がかかります。
折り曲げるのではなく、押しつぶして小さくする方が良いです。
プロラケのLPTR238STPCと他社セミハードケースを比較
上の写真はセミハードケースとの比較です。厚さの比較になるかと思います。
横に並べました。大きさはほぼ変わらないです。
PANLAND製のダブルセカンドが入りました。
おそらくLPTR238STPCはテナーパン用のケースですが、ダブルセカンドも入りました。
このダブルセカンドのスカートの長さは23cm。
試してませんが、この様子ならダブルテナーも入りそうです。
プロテクションラケット製のスティールパンケースが合う人
- しっかりした作り
- 値段も安め
良いことばかり言ってきましたが、合う人と合わない人がいます。
特徴を踏まえつつ紹介します。
プロラケスティールパンケースをオススメしたい人
- 楽器運搬の回数が少ない人
- 運搬する時は自家用車か短距離の電車
- セミハードケースを重く感じる人
こんな人にオススメ。
機動性に優れたソフトケースです。
プロラケスティールパンケースをオススメできない人
逆に以下のようなことが多い人はセミハードかハードケースも検討すべきです。
- 楽器運搬の頻度が高い
- トラックなどで楽器をまとめて運搬する人
- 道が狭い場所に搬入することが多い
特にトラックでの運搬に不向き。
トラックの中は想像以上に揺れるのでソフトケースでは不安です。
そういう人はセミハードかハードケースが良いです。
どちらもSTEELPAN GARAGEで買えます。
余談ですが、AMAZONでENDUROのハードケースを見つけました。
いつまで販売されているか分かりませんが載せておきます。
プロテクションラケットを安く買いたいなら
サウンドハウスがオススメです。
サウンドハウスは音響機材をはじめ楽器類も売っています。
amazonや楽天にも売っていますが値段で比べるとサウンドハウスが安いと思います。
ただし、楽天やamazonのセールもあって最安値は時期によるので事前にチェックすることをオススメします。
そのほかのスティールパンケースが欲しいなら
どちらかです。
プロテクションラケットはもともとサーフボードケースを作る会社でした。
プロテクションラケットは、もともとサーフボードのケースを作っているブランドで、その技術を応用して楽器のケースを作っています。
イギリスのサーフィンのメッカとして知られるコーンウォール。プロテクションラケットはこの地で生まれました。
https://jp.yamaha.com/products/brands/protectionracket/index.htmlより引用
劣悪な環境で酷使されるサーフボードケースの製造ノウハウを、楽器ケースにも適用し、楽器の保護が最大限出来るように細部にまでこだわった高品位なソフトケースです。セミハードとも言うべき頑丈さと品質をお確かめ下さい。
どの製品もしっかりした作りなので信頼できるブランド。
純正の楽器ケースより「ケースを作り続けているブランド」という理由でプロテクションラケットを使用しているプロも多いのでは。
これからスティールパンを買う人は選択肢の一つに入れるべきです。
スティールパンのことをもっと知りたいなら
僕がスティールパンの演奏活動を進める上で日本語の情報がなく困りました。
多くの人にスティールパンを知って欲しいという理由からこのブログを書いています。
スティールパンについてさらに知りたい人はトップページから他の記事もご覧ください。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。